当部門は、テクノロジーマネジメントの視点をコアに据え、二つの部門と連携し、リサイクル事業を中心とした新規事業の創出や既存事業の見直し等について、企業や行政への支援を行っています。
リサイクル事業を推進するために二つの制度を活用しています。
一つは無害化処理認定（大臣認定）制度です。廃棄物処理法は、広域的なリサイクルを促進するため、自治体の業許可や施設設置許可を不要とする特例を認めています。人体の健康、又は生活環境に係る被害を生ずるおそれがある廃棄物として環境省令で定めるものでも、高度な技術があれば、無害化処理認定を取得することができるようになっています。
また、企業のリサイクル事業推進のために、広域認定制度（大臣認定）を取得し、リサイクル技術のマネジメントを行います。
コンサルティングの内容
廃棄物処理事業者の事業化支援コンサルティング
様々な廃棄物処理の事業化全般にわたるコンサルティング。事業コンセプト企画の段階から、事業企画・調整、事業化推進支援、施設計画、施設建設まで支援しています。
リサイクル事業推進のためのコンサルティング
無害化処理認定を活用し、有害成分を含んだ製品を製造販売した事業者に、製品廃棄物の処理に関する事業計画の策定・事業化推進・施設計画の立案と建設に関するコンサルティングを行っています。
広域認定制度（大臣認定）を取得するための支援を行っています。
プロジェクト例
食品リサイクル法対応の生ごみ飼料化プラント企画立案
廃棄物固形燃料化事業のコンサルティング
産業廃棄物焼却施設の事業／融資計画のコンサルティング
廃棄物処理企業評価、それに基づく経営指導
